メグミさん
会社員
ランニング歴:6年
Home town /千葉県
Hobby /ヨガ、トレラン、ダイビング、ピラティス
Favorite running spot /隅田川沿い、皇居、旅行先
Running frequency /週1-2くらい

今回はZoomを使ってインタビュー!
−走り始めたきっかけは?
完全に健康維持ですね。
−健康維持!
中学高校時代は棒高跳び、大学の2年間はラクロスと、元々運動部でずっとスポーツをしていたのですが、その反動なのか大学の3年時に留学してからは全然運動しなくなって。
社会人になり少し経ってから『そろそろ運動しなきゃ』と心配になり、それでまた運動に目覚めました。
−最初の頃はどんなランニングをしていたのですか?
頻度はすごく少なくて、レースに出ようとも思っていなかったです。
誰かと一緒に走ろうとかもなく、一人で淡々と走って完全に健康維持。笑
ちょっと汗かこうかなぁ程度でした。
−アウトドア系の趣味が多いですが、その頃からやり出したのですか?
プロフィールに書いている趣味は最近見つけたものですね。
走り始めた当時、趣味はこれといってなかったと思います。ランニングも趣味ではなく健康維持目的だったし。
−そうなのですね。
当時はキャリアにも迷っていました。
大学を卒業してすぐはヘッドハンターをしていたのですが、『自分には何の仕事が良いのだろう』とか、『私は何がしたいのだろう』というのは常に考えていた気がします。
−模索していたんですね。
そうですね。社会人2年目で、とにかく”自分は何が好きなのか”とか、何が”自分に合っているか”とかずーっとそればっかり考えていました。
プライベートも仕事も、なんだかちょっとモニャモニャ~っとしていた感じですね。
−そうなのですね。ランニングの大会に出たりするようになったきっかけはあるのですか?
その後転職し、Web制作会社の仕事に就いたのですが、会社の取引先が名古屋ウィメンズマラソンに関わっていて。
そういう繋がりもあってか、当時のボスに「一回フルマラソン走りなよ。せっかくだし、名古屋ウィメンズマラソン出なよ」と言われたんです。それでまずはやってみようって。
−上司の方の一言がきっかけだったのですね。
そうです。笑
でもいきなりフルマラソンは怖かったので、まずはハーフマラソンに出てみようと、もう一人の同僚と一緒に軽井沢ハーフマラソンに参加しました。
2015年10月の『軽井沢リゾートマラソン』でしたね。

−そこに向けて練習はしたのですか?
しました。多分、最初のフルマラソンまでが一番練習したんじゃないかなぁ。
仕事でランニングのプロの方と知り合えていたので、練習する頻度とか内容とか、色々教えてもらっていました。
−良いアドバイスを最初からもらえていたのですね。初めて出たハーフマラソン、どうでした?
ハーフマラソンはすっごく楽しかったです!
「いけるじゃん、私。やればできるじゃん!」と思ったのを覚えています。笑
−どういうところが楽しかったのですか?
行程ですかね。軽井沢までわざわざ行って、走って、美味しいものを食べて帰ってくる、というこの流れが楽しくて。
軽井沢は雰囲気も良いじゃないですか、私が大好きな大きな犬(レトリバーなど)もたくさん沿道にいて、『ワンちゃんが応援してくれてる!』とか思いながら走ったりしました。笑
−その後、当初の目的だった名古屋ウィメンズマラソンにも続けて出たのですか?
そうです。ハーフマラソン後もそのまま練習をして、2016年3月に行われた名古屋ウィメンズマラソンで初フルマラソンを走りました。あの時は学生時代以来に体が絞れていましたね~。
−中学高校時代は陸上部でもあったわけだから、ベースはありますしね。
ガッツと体力はありましたから。笑
長距離をやっていたわけではないのでペース配分とかはわからなかったのですが、その辺りは人に聞いて練習しながら克服しました。
−しっかりやっていますね。それでフルマラソンはどうでしたか?
いやぁ~、辛かった!正直吐きました!笑
30kmを過ぎて、残りあと数kmでゴールというところまで来て、急に気持ち悪くなったんです。
そこまでは良いペースできていたのですが、ペースもそこでいきなり落ちてしまって。
−それは辛い!フルマラソンって体に予期せぬトラブルが起こったりしますよね。
本当に急にきましたね。
おそらくあの時の原因は、30km過ぎで食べた補給のバナナ。あれがダメだったみたい。笑
バナナ自体は悪くないのだけど、タイミング的に私の胃が受け付けなかったみたいで。
補給の仕方も事前にアドバイスを聞いてはいたのですが、何が起こるかはやってみないとわからないなと思いましたね~。
吐いた後は復活してなんとか完走はできましたけど、ゴールした時は「やったー終わったー!」って泣きましたもん。
−なかなかハードな初フルマラソンだったのですね。
そうですね。
実は翌年にもう一度名古屋ウィメンズマラソンに出たのですが、また吐いたんです。笑
1回目よりあまり練習ができていなかったのもあり、あまり気分も乗らず・・・
そこからだんだんロードのフルマラソンが楽しめなくなってしまって、今ではロードではハーフマラソンまでの距離しかもう走っていないんです。
−そうなのですね。フルマラソンはしんどいけど、ハーフマラソンとか短めの距離なら楽しめるのですか?
そうそう、そうなんです。
やっぱりロードで30km以上距離があるとね。覚悟がいりますよね。笑
メンタル・体、色々準備も・・・。笑
−今はどんな楽しみ方をしていますか?
去年、友人に誘われたのがきっかけでトレイルランニングに手を出したんです。
そうしたらトレイルの方が自分に合っている気がして!今はトレイルを楽しんでいます。
−どういうところが合っているのですか?
ゆっくりと自分のペースで走れたり、安全第一な雰囲気とか、臓器的にもロードより負担が少なく感じられるところですかね。
最初に約21kmの富士忍野高原トレイルに出たのですが、フルマラソンと比べたら辛くもなかったし、私は楽だったんです。いろんなところから富士山が見える素敵なコースで、最高でしたね。
その後50kmのトレイル(斑尾高原トレイルランニングレース)にも出ましたが、これもすごく楽しかったんですよ!
トレイルだったら70kmとかも頑張ろうかな、みたいに思えるんですよね。
−トレイルは好きになれたのですね。
はい。たくさんレースに出ているわけじゃないし、上手いわけでも速いわけでもないけど、トレイルは好きです。
単純に、自分に合っているんだろうなって。
−練習でトレイルランニングに行ったりはしているのですか?
それがしていないんです。笑
毎回ぶっつけ本番でレースに。50kmの時もぶっつけ本番でした。笑
−えぇっ?!すごい!補給食にしろ、ロードと違っていきなりのトレイルは厳しいのではないですか?
私が出た大会は補給のエイドも豊富でしたし、ロードの大会のような感覚で参加することができました。
−そうなのですね。難しく考えすぎず、やってみることも大事ですよね!
そうですね。無理はせず、自分に合ったレベルを選びながら楽しくやっていきたいですね。トレイルはこれから上手くなりたいです。
−いつかはハイレベルなレースにも出てみたいと思いますか?
うーん、そこまでの気持ちにはなっていないですね。程よく楽しめたらと。
学生時代に部活がガチだった反動だと思うのですけど、やりすぎると多分嫌いになっちゃうので。ロードのフルマラソンみたいに・・・。笑
トレイルはちょうど良いレベルやバランスで止めて、好きをキープしたいですね。

−数年前からヨガもやっているみたいですね。
最初は興味本位と、健康維持が目的で時々やっていたくらいなんですが、手に職が欲しいと思って資格も取ったんですよ。これからは、人にヨガを教えるという挑戦もする予定です。
−教えてもらう側と教える側、何か違いはありますか?
人にヨガを教えている時は、自分自身成長させてもらっているなと感じます。
人に見られている、誰かに教えている、その方のお時間をいただいている、その時間を楽しんでもらうにはどうしたらいいのかなとか、今まで考えたことないようなことを考えるようになりました。
−ヨガとランニング、何か繋がるところはありますか?
爽快感やすっきり感を得たいとき、ドロドロに汗をかいてクタクタになりたい!というときにはやっぱりランニングが一番ですね。
でもヨガとランニングを一緒にやると、それはそれでまた違うんです。
相乗効果じゃないですけど、姿勢が改善されて走れる事もそうだし、より走っている自分に集中できたり、意識をコントロールできるようになるというか・・・。
私はじっとして瞑想したり、何かに集中するということがまだ苦手なのですが、動きながら気持ちを落ち着かせたり瞑想するという感覚は、ヨガとランニングを一緒にやる事でわかるようになってきましたね。
−私はヨガはやりませんが、ランニングをしていて気持ちがスッと整う感覚、無になるような気持ちいい瞬間というのはなんとなくわかります!
そうですね。心が整う感じや、余計なものが体から出て行く感じもありますよね。
−インスピレーションが湧いたり。
うんうん!ヨガのレッスンで流す曲のプレイリストは自分で作るんですが、それを聴きながら走ってみたり、ヨガの時に話す内容を考えながら走ったり・・・。
今の自分の状況にもリンクしているんですが、そういう閃きを生む時間にもなっていますね。
−思考の整理にも繋がりますよね。
私は常に自分のキャリアとか将来とか、考え続けて、とにかくやってみるタイプなんです。
『成長できる場所に行きたい』『挑戦したい』という思いもいつも持っているので、色んなことを自分に取り入れたり、捨てたりしながらこれからも生きていく気がしていて。笑
モヤモヤして集中できなくなる時もあるけど、ランニングのように『これをするとスッキリする』というものがわかっていると、整理できたり自分をコントロールしやすいですよね。
そういうものを習慣として持っておくのは自分にとって必要かなと思います。
−メグミさんにとってランニングとは?
Megumi's Running Items


Tell us about MEGUMI?

こけしさん(元同僚 ナナメ後ろの席)
食いしん坊のスポンジ
彼女は、良いと思ったものを、
すぐに吸収する力がある。
だから私は影でスポンジみたいな奴だなって思ってます。
標的を見つけたら、作戦を練りすぐにとりかかる。
そんなフットワークの軽さが彼女の良いところ。
そしてもうひとつ。
とにかく、よく食べる。
(これも私が彼女を尊敬する一つ)
よく食べ、よく寝て、よく笑う。
こんなシンプルな彼女と5年前に出会い、
今となっては最高の相棒。
これからもよろしくどうぞ。

Hinakoさん
Megumiと初めて会ったのはちょうど6年前。私の当時勤めていた会社のイベントの手伝いをしてくれていて、たまたま私の横にいた彼女に英語で話し掛けました (日本語が通じないと思ったので笑) 写真は、その日のイベントの打ち上げで隣に座ってた時に撮った写真です。
会った瞬間に仲良くなるなと思ったし、既に何年も前から知っているかのようで、初対面なのに、自然とずっと話していました。
それ以降、定期的に会うようになって本当に色んなことを語り合い、一緒に色んな場所へ行ったね!社会人になってからこんなに仲良くなった人はいないくらい。Megumiが太陽が好きなように、一緒にいると太陽に照らされているみたいに元気になる、とてもエネルギッシュなパワーが溢れていて大好きです!
これから先もずーーっと良き友達でいて下さい。
一緒に明るい未来を創ろう!笑
今回のゲスト:メグミさん
Instagram:@_meg626_