橋川実生さん
薬剤師
ランニング歴:5年
Home town /神奈川県
Hobby /登山
Favorite running spot /鎌倉の稲村ヶ崎
Running frequency /週2〜3回
Photo:Kouki Okoshi

今回はZoomを使ってインタビュー!
−走り始めたきっかけは?
部活の同期5人で那覇マラソンに出たのがきっかけですね。2010年くらいだと思います。卒業旅行がてらマラソンに出ようって誘われて、おもしろそうじゃんって、軽い気持ちで始めました。テニス部だったので、走ることは練習の一環としてやっていたので。
−フルマラソンって、初めての方にはだいぶハードルが高い印象があるのですが、軽い気持ちでできたのですか?
私も部活の同期も、走ることは結構好きだったんです。部活で罰ランとかさせられる時も、「私たち楽しく走っちゃうから罰ランじゃないよね」という感じでした(笑)。それくらい、走ることに対してマイナスイメージを持っていなかったんですよね。
那覇にも行けるし、フルマラソンという新しい挑戦にもワクワクするので、みんなで楽しみながら行きました。
−ちなみに部活の練習の時は、どれくらい走っていたのですか?
5キロくらいですかね。声出しランニングとか。
−フルマラソンに向けての練習はしましたか?
2、3回走りました。引退してから2ヶ月くらいはあまり運動していなかったので、すごくつらかったです(笑)。
−マラソン当日はどうでしたか?
やっぱり当日もすごく苦しくて、走りながらなんで出たんだろうと思ったりもしました。
那覇マラソンはとにかく坂が多いので、最初に走るフルマラソンにしては、きついコースだったというのもあると思います。多分、私が今まで出た中で1番つらいマラソンでしたね(笑)。5人の中で私が1番遅かったんですが、『みんなゴールで待ってるんだろうな、早く行かなきゃ』とか思いながら走った覚えがあります。
−確かに、沖縄は坂が多いから初めてだときっとびっくりしますよね(笑)。
はい。卒業旅行として行ったので、次の日観光するじゃないですか。なのにもうみんな足がガタガタで、階段降りられなくて。
美ら海水族館に行ったんですけど、他のお客さんも足の具合を見ればわかるんです。あの人も那覇マラソン走ったんだな、みたいな感じで(笑)。
−その経験、私もホノルルマラソンであります。知らない人でも仲間意識感じますよね。(笑)
はい。そんな風にはなりましたが、参加してみてとても楽しいなと感じました。
マラソン当日はお祭りのような感じで、那覇の街全体で盛り上げていて、給水所でもおばあちゃんやおじいちゃんとか、頑張れ、頑張れ、って応援してくれるのがすごくあったかくて。それにとても感動しました。つらいながらも感動というか、感激したのは覚えています。
−マラソンって、応援されることの嬉しさをいつも以上に感じられますよね。
そうですね。
−旅行も兼ねたフルマラソン挑戦の思い出ができて、そこで走るのを一区切りする方も多いと思うのですが、ランニングを続けたのはどうしてですか?
マラソンで感じた感動もありますし、テニス部の時もそうだったのですが私は試合がすごく好きで。マラソン大会の前やテニスをする前の興奮とか、そういうのがすごく好きなんです。だから部活を引退した後も、アドレナリンが出る感じとか、みんなに応援されて嬉しい気持ちを味わいたくて続けてみたのかもしれないです。

Photo:Kouki Okoshi
−そのころはどんな風にランニングしていたのですか?
始めたばかりなので練習方法も分からないし、週に1回くらい、一人で走っていました。
−家の周りとかですか?
そうですね、家の近く。実家が鎌倉なので、海沿いをひたすら。
−いい環境ですね。家の周りで誰かに見られたら恥ずかしいとか、女性は初め1人で走ることに抵抗があるという話も聞くのですが、鎌倉だと走ってらっしゃる方も多いから、そういった抵抗は少ないかもしれないですね。
そうですね。最初はジャージで外に出ることに抵抗はあったかもしれないですけど。1、2週間すれば慣れたかな。
−私はウェアには慣れても、今度は夏にサングラスを着けて走るのが恥ずかしくて・・。そんな時もありました(笑)。
はい。今じゃノースリーブに短パンで。慣れますよね(笑)。
−週に1回のランニングが徐々に習慣化していったのですか?
走るのがちゃんと習慣になったのは、その後2016年に出た名古屋ウィメンズマラソンからですね。大会スポンサーだったNIKEが20代の子を集めて練習会をしていたので、同じ大学の子4人とそのグループにも参加したんです。それが大きかったですね。
−なるほど。レース前に練習会にも参加したのですね。
練習会は月に2、3回くらい。20人程の女の子たちが集まってトラックに行ったり、隅田川沿いを10km走ったりとか、結構しっかりとした練習をしてくれました。そこでフルマラソンに向けた準備や知識を得て、走るのも週2、3回と増えていきました。
練習会のコーチは、女子ならではの足が太くなりたくない悩みとかモチベーションに対してもアドバイスをしてくださって。走ることだけじゃない、気持ちの面でのお話もしてくれてかっこいいなって思いました。
−走るだけじゃないですもんね、特に女性は。月に1回は生理が来るじゃないですか。そこでバランスもまた変わったりとかするし。
そうですね。そうして習慣になって少しずつ走る距離が伸びていって、初めてフルマラソン4時間くらいで走れたんですよ。習慣になるとこのくらいのペースで走れるんだってなって、その時すごく嬉しくて。そこから結構しっかり走るようになりました。


Photo:Kouki Okoshi
仲良しの香織さんと。Photo:Kouki Okoshi
−そうだったのですね。みおさんは今、山もお好きなのですよね。
はい。休みがあれば行きたいなという感じで。
−山は、もともと好きなのですか?
テニス部の、一緒に初めてフルマラソンを走った子がすごく山に登っていて。「私もやりたい」と話したら、知り合い同士の登山グループを作ってくれたので、そこに参加して、山に登るようになりました。
−山登りにハマったきっかけは?
最初は、雲取山での年越し登山でした。2016年ですね。
−年越しですか!いいですね。
雲取山って、標高が2017.1メートルなんですよ。それで「来年2017年でちょうどいいから来年も行こうよ」となって、2年連続年越しで雲取山に行ったんです。
−そうなのですね!そういう山のチョイスも面白いですね。
年越しの山登りもイベントがあってすごく楽しいんですよ。夜はカウントダウンをしたり、山小屋でみんなでわいわいテレビを見ながら知らない人とも交流したり。初日の出を見るために早起きして山頂まで行って、ご来光を見て、山小屋で書き初めしたりとか。
−わぁ楽しそう。やりたいです!
みんなで1リットルとかお酒を持っていって登山して、山小屋で飲みながら年越しして。そんな感じでやったのがすごく楽しくて。そこで完全にはまりました。
−ランニングが習慣になった時期と、山にハマった時期が近いですが、みおさんはトレイルランニングもするのですか?
トレランもしますよ。でも写真を撮ることが好きなので、ゆっくり山に登るのも好きです。
−みおさんがインスタグラムに載せてらっしゃる写真、とっても素敵ですよね。燕岳の写真が好きです。
去年初めて行きましたが、素晴らしかったです。また行きたいと思う山の一つですね。
燕岳にある山荘、燕山荘と言うんですけど、頂上に立っている感じが天空の城ラピュタみたいな感じで。雲があったりすると、本当に空の中に立っているように見える、すごく素敵な山荘で。その空間自体が絵のようでした。
−行ってみたいなぁ。みおさんは山小屋も利用されるのですか?
山小屋好きですね。山小屋によって雰囲気が全然違うんです。最近の山小屋は結構おしゃれで、すごく綺麗にもされているんですよ。山荘のキャラクターがあったり、お土産とかグッズまで作られていますし。
それにご飯も充実しています。燕山荘に着く前に、大天井というところにも山荘があるのですが、そこのランチが、ナンカレーで。山でナンを食べられるんだって(笑)。山を見ながら外でランチするのが本当に最高ですよ。
−良いですねぇ。ちなみに写真は山を撮るのが好きなのですか?
山は一眼で撮っていますが、ランニング中にスマホで街の景色を撮るのも好きですよ。
鎌倉の海沿いを走っている時は、地元なので毎日走ってるのに、毎日海の写真を撮っています。海って、毎日行っても飽きないというか、「海だ!」って毎回なるんですよ、不思議なことに。
−みおさんは自然の中で、自然を感じることが好きなのですね。
そうですね。すごく好きです。海だとダイビングの資格も持っています。
昔は海ばっかり行って、潜っていました。海外旅行も必ず海があるところを選んで潜っていました。
体を動かすこと、スポーツが昔から好きなんです。小学生の頃はドッジボールばっかりして遊んでいましたし、テニスも小1から、中・高・大とやっています。喋りがゆっくりだから結構インドアに見られがちなんですけどね(笑)。
−本当にスポーツがお好きなんですね!普段はいつ走っているのですか?
平日は仕事終わりに帰宅ランとか。週末に山に行ったりしています。
−仕事終わりに走るのは大変ではないですか?
平日に走るのは大変ですけど、薬剤師は頭を使う仕事ですし、勤務中は座っていることが多く運動量も少ないので、走った方がストレスが溜まらずスッキリするんです。最高のデトックスですね。
−ランニングする上で今後の目標はありますか?
目指したいものは特にないですが・・・人生の目標としては、ずっと動き続けられること。おばあちゃんになっても走ってること。自由に動ける体は常に作っておきたいです。好きな山に行くにもそもそも動けないと行けないので。だから、今のまま明日も走れるように今日やる、という感じです。
なのでサブ3.5とか目指してれば、練習もしますし、自然ともっと動ける体になるかなと。
−橋川さんにとってランニングとは?
Photo:Kouki Okoshi
Mio's Running Items



01/
NIKE/ズームフライ フライニット
走りやすやとカラーがお気に入り!ポイント練の時に履いています。
05/
SSWANS/スポーツサングラス
紫外線対策に欠かせないアイテム
02/
ALOHA COLLECTION/ポーチ
レモン柄が可愛いくてお気に入り!内側も防水になっているので使いやすいです。
06/
NIKE/手袋
冬のランニング時に欠かせないアイテム
03/
THE NORTH FACE/ランニングキャップ
ベージュカラーとノースフェイスのロゴ可愛い&頭へのフィット感が完璧!日焼け対策に山にも持っていきます。
04/
Garmin/Fenix5s
マルチスポーツ対応のGPSスマートウォッチ。トラック練習やトレラン、またサイズがちょうど良いため普段使いもしています。

顔まわりが明るくなるお気に入りのキャップ。
Photo:Kouki Okoshi
Tell us about MIO?

こけしさん(元同僚 ナナメ後ろの席)
食いしん坊のスポンジ
彼女は、良いと思ったものを、
すぐに吸収する力がある。
だから私は影でスポンジみたいな奴だなって思ってます。
標的を見つけたら、作戦を練りすぐにとりかかる。
そんなフットワークの軽さが彼女の良いところ。
そしてもうひとつ。
とにかく、よく食べる。
(これも私が彼女を尊敬する一つ)
よく食べ、よく寝て、よく笑う。
こんなシンプルな彼女と5年前に出会い、
今となっては最高の相棒。
これからもよろしくどうぞ。

Hinakoさん
Megumiと初めて会ったのはちょうど6年前。私の当時勤めていた会社のイベントの手伝いをしてくれていて、たまたま私の横にいた彼女に英語で話し掛けました (日本語が通じないと思ったので笑) 写真は、その日のイベントの打ち上げで隣に座ってた時に撮った写真です。
会った瞬間に仲良くなるなと思ったし、既に何年も前から知っているかのようで、初対面なのに、自然とずっと話していました。
それ以降、定期的に会うようになって本当に色んなことを語り合い、一緒に色んな場所へ行ったね!社会人になってからこんなに仲良くなった人はいないくらい。Megumiが太陽が好きなように、一緒にいると太陽に照らされているみたいに元気になる、とてもエネルギッシュなパワーが溢れていて大好きです!
これから先もずーーっと良き友達でいて下さい。
一緒に明るい未来を創ろう!笑
今回のゲスト:橋川実生さん
Instagram:@mio.trail.st