長谷川雪江さん

フィットネストレーナー

ランニング歴:5年

Photo:Kouki Okoshi

​Home town /兵庫県神戸市

​Hobby /筋トレ、キックボクシング、美味しいもの巡り、スイーツ作り、絵を描くこと

Favorite running spot /砧公園、東京タワー周辺、

駒沢公園

​Running frequency /週3回

Photo:Kouki Okoshi

Zoomを使ってインタビュー

ランニングのきっかけを教えてください。

産後のダイエットです。走り始めたのが5年前の10月くらいだったのですが、2ヶ月後の12月に友人の結婚式があって、久しぶりにドレスを着るというのが分かっていたので、その2ヶ月間だけ食事制限とランニング、軽く有酸素運動をしようと思ったのが最初のきっかけです。

 

始めたのは5年前なのですね。インスタグラムではスポーツをされている投稿が多いので、もともとお好きなのだと思っていました。

それまではスポーツ経験ゼロなんですよ。いつも驚かれるんですけど(笑)。それまでは、走るの大嫌い。大嫌いというか、もともと喘息があって二十歳くらいまで出ていたので、少し走ったらゼエゼエするタイプで、走るのは本当に好きではなかったですね。

 

そうなのですね。意外でした。

当時はランも食事も知識が全くなかったので、数字的には痩せましたが食と走る量のバランスが合わずあまり良い痩せ方はしなくて。振り返ると失敗の一つではあるのですが、走り続けるのはその2ヶ月でやめようと思っていたので。

 

期間限定でのスタートだったのですね。やめずに続けた理由は何だったのですか。

2ヶ月間走って、友人の結婚式が終わった後くらいにお会いした方が、海外のレースも出られている方で。「人生1回くらいフルマラソン出ちゃいなよ、YOUやっちゃいなよ」くらいの感じで言ってくれて(笑)。その方の言葉が結構大きかったんですよね。

フルマラソンなんか無理!と思ったので、まずはハーフを頑張ってみようかなと。そのためには走り続けた方がいいのかなという感じでした。

 

目標のハーフマラソンは何ヶ月後に設定したのですか?

12月に友人の結婚式があってから、年明けにその方とお話をして・・その年の11月に当時住んでいた世田谷でハーフマラソンがあったので、それを走ることにしました。

でも練習する中で、『やっぱりフルマラソンやろうかな』って気持ちになったんですよね。”フルマラソンを目指すうちの1つがハーフマラソン”になって。

結局その方とお話してから1年後の名古屋ウィメンズマラソンを初フルマラソンに決めたのですが、とにかく初フルで、サブ4したいという目標ができて。

 

すごい!目標高くなりましたね!

ひたすら練習する中で、フルマラソンでサブ4するには、まず世田谷ハーフマラソンで2時間切り、1時間50分くらいで走りきる必要があると。そんな風に設定して。

 

では初めて参加する大会、世田谷ハーフマラソンはゆきえさんの中でサブ4への通過点になっていたのですね。

そうですね。誰のサポートも受けず、ずっと練習していました。

 

そうなのですか!お一人で!

1番下の子供が小さくて、幼稚園に入る前くらいに私がランニングを始めたので、子供が寝ている朝のうちに走りに行く、という状態でした。2歳だと朝起きて隣にいないとやっぱり泣くんですよ。だから朝早く起きて走って、子供が泣いたらすぐ戻る、みたいな。走りに出たばかりなのにすぐ戻ったり・・そんな感じで始めましたね。時間が限られていたので。

 

空いてる時間にちょっと走りに行けるかどうかという感じですね。

基本、走れるのは朝だけでしたね。子供が3人いるんですが、1番下の娘とは四六時中一緒でしたし、上2人もまだ幼稚園、小学校とかだったので。多分お母さんは皆さんそうかなと思うんですけど、幼稚園に預ける年になるまでは、自分の時間っていうのは、朝子供たちが起きるまでの時間しかないんですよね。朝起きるまでは旦那さんがいてくれたりするので、その時間は走りに行ける、という感じでした。

 

そんな中、一人でコツコツ練習したのですね。

そうですね。初めは1km、2km走るのもしんどかったので、まずは5kmを走れるようになって、10kmいけた、15kmいけた、とか。だんだんそんな感じで走れる距離を伸ばしていった気がします。

Photo:Kouki Okoshi

ものすごい努力ですよね。もともと走るのが嫌いだったのに、フルマラソンに向けてどうしてそんなに頑張れたのですか?

走っていく中で、続けるためにはモチベーションってすごく必要じゃないですか。今はあまり意識はしていないんですけど、最初は、”月間100km走る”とか決めたと思います。月間100kmを達成した月の終わりの日には、朝6時からやっている近くのスタバに行く。それを100km頑張れた最終日のご褒美にして。

 

なるほど!ご褒美ですか。

はい。それを1ヶ月に1度の楽しみにして。スタートしてから6ヶ月目には、初めてランニングウォッチを買おうと思ったんですよ。それも1つのモチベーションだったので、ガーミンを買いました。そうやって走ることを続けられて、レースに向けて頑張れたのかなと思うんですよね。

 

練習法も全部自分で考えてやっていたのですよね。

そうですね。まず時間がないから練習会にも行けないですし、近くに走ってる知り合いもいなかったので。全く知識がないのに走ってばっかりだから、怪我したりとか、アフターケアもしなかったのでふくらはぎパンパンの状態で走ったり・・・

 

それでもやめようとはならなかったのですね。

初フルマラソンでサブ4を切れたらまあすごい、というランナーさんの中で1つの目安みたいなもの、ありますよね。それをやってみたかったんです。走ったことはなかったけど、とにかくサブ4したいという強い気持ちがどんどん出てきて、ひたすら走っていましたね。

 

先ほどランニングウォッチの”ガーミン”の名前が出ましたけど、そういうランニング用の時計があるとか、ランナーしか知らないような情報も自分で調べて、という感じだったのですか。

そうですね。私はちょうどその頃ぐらいから始めたインスタグラムで情報を得ていました。インスタも最初は距離を記録したり、モチベーションの1つとして始めていましたね。

 

そこでランニングウォッチを知ったのですね。

時計で心拍数を測れるとか、すごく憧れでした。今は普通かもしれないですが、5年前に心拍を測れる時計って、あまりなくて。Apple Watchも多分出ていないくらいかな。

 

胸にベルトをして心拍数を測っていましたよね。

そうです。当時はそういう時代で。なのでガーミンの235のシリーズがとにかく欲しくて。なかなか高価で買えないので、それを頑張るモチベーションにしていましたね。

 

ウエアやシューズはどうしていたのですか?

最初はウェアも全然持っていないから、子どものサッカーウェアを借りていました(笑)。私も背丈が小さいので、小学生の息子の150cmとかのウェアを着られたんです。シューズもとにかくあるもので、新しく買ったというものが始めはほぼなくて。

フルマラソンを目指す途中からランニングウォッチを買ったり、ウェアも買うようにはなりました。4月に1番下の子が幼稚園に入園したことで、幼稚園に預けている間は何時間か走れる時間も確保できるようになったので、それくらいから色々動き出したという感じですね。

 

フルマラソンの感想の前に・・まず、初めて出たハーフマラソンはどうでしたか?

ちょっとエピソードがあって。練習の中で何度かロング走のようなことはしていたんですが、その頃には主人も応援してくれていて、私より先に世田谷ハーフのコースを下調べまでしてくれていたんです。コースマップとか作ってくれて、一緒に試走もしようと。

 

素敵な旦那様ですね。

レースの前に、私は本当にそういうの嫌だったんですね。割と自分でポンポンとやりたくて(笑)。でも一緒に行ってくれるってことだったので、スタートの駒沢から試走しました。主人は走れる人では全くないので自転車に乗って。

 

漫画みたいな、応援のよくある光景ですね!

そうなんです。主人は監督的なイメージでやって。試走なので本気走りではないですが走れましたし、コースも頭に入って良かったです。世田谷のハーフマラソン、二子玉川あたりの後半から結構坂になるんですね。その坂のこととか、駒沢に戻っていよいよゴールかと思いきやまだちょっと距離がある、みたいことも知っているか知らないかで全然違いました。

 

初めての大会挑戦で、しかも一人で練習していて、試走までする方は少ないはずです。それができるくらい、自分1人で走れる力や気力がついていたのですね。

そこまでなんとか。日々走ってると、フォームとかがおかしくても、どんどんある程度までタイムも伸びていくじゃないですか。

 

初めての大会が終わって、どういう感想でした?

なんかちょっともう、あやふやになってはきているんですけど(笑)。達成感というより、今のレベルはくらいなのかな、という感じだったかもしれないですね。これだったらサブ4いけるのかなっていう。

そこからフルマラソンに向けても変わりなく、ご自身で練習を続けたのですか。

はい。同じ公園を、グルグルグルグル走ることしかしていないです。スピード練習さえもせず、ロング走もほぼしなかったですね。

走ること以外には、体幹を少し強化していた時期がありました。走っているだけじゃだめだと思ったので家の近くのジムに通いつつ、時々パーソナルトレーニングを受けたりしていましたね。

 

それで・・フルマラソンはどうでしたか?実際に出てみて。

名古屋を走り切った後は、とにかく悔しかったですね。目標のサブ4は達成できたのですが、『もっといけた』という気持ちになって、すごく悔しくて。達成感や感動、嬉しいとかでもなく、まだやれたのにという気持ちでした。

 

目標をちゃんとクリアしたのに、ですよね?

はい。内容も悪くなく、体幹を鍛えていたおかげか後半に垂れなかったですし、35キロ過ぎからタイムが上がるような走りもできたのですが。

私は42.195kmの先に何かがあると思っていたんですよ。ランニングをするまで何もしていなかったし、このサブ4挑戦は私にとって未知の世界で、大きな目標だったのにも関わらず・・・あれ?みたいな。42.195km走ったけど、何もない、みたいな。走り切ったなっていう自信というか強さは少しあったんですけど、もうちょっといきたかったなっていう。21キロ地点を過ぎたあたりで、今の感じならサブ4いけるかなと確信してからは、『1秒でも速くゴールしたい』という気持ちになったんですよね。そういうのもあって悔しさが残ったのかな。

 

ではそれ以降、ランニングを続けるモチベーションは”速くなること”だったのですか?

もっと速くなりたいな、という気持ちももちろんありましたが、まだ子供が小さく、家族のこともあったので、あまり頻繁にレースには出られない。フルマラソン、ハーフマラソンは近場で年に1回ずつのお楽しみでした。

もともとやったことのないことにチャレンジしたいという気持ちもあったので、そこからいきなりウルトラマラソン、100kmにいったんですよ。柴又100K。東京の柴又で開催されるので、近いですし。

 

えぇっ!次にいきなりウルトラに出たのですか!?

100km走り切れたらちょっと自信になるかな、みたいな。他にもキックボクシングとか、いろいろなものをやりつつ。夏には泳いで走ってまた泳いでっていうわけわからないことを一人練習でやってみたりとか(笑)。

 

では速くなりたいというよりは、現状打破、何事にもチャレンジ精神があるんですね。

というのも、今まで何もやってこなかったからかもしれないです。部活も体育会系でもなければ、中途半端に色々やっていたので、なんにもなくて。バイトばっかりしていましたからね(笑)。

Photo:Kouki Okoshi

走り始めるようになって変わったことはありますか?

それまでの私は考え方がめちゃくちゃネガティブだったんですよ。環境のせいにしたり、すごい、だめだ、って。自信がなく常に上ばかり見ては「私なんかじゃ…」という落ち込みを何度も繰り返していましたが、走ることによってそんなネガティブの殻を破っていった感じですね。

未だに自信って言えるものもないんですけど、そのままの自分、ありのままの自分を受け入れられるようになったのが、ランニングの1番の効果というか、走り続けてよかったことですね、本当に。

 

ゆきえさんが感じるランニングの楽しさってなんですか?

四季を楽しめるようになったことかな。いつも同じ公園を走っているのですが、この前走った時も、春の花のオオイヌノフグリっていう小さな青い花が、もう咲いていたんですよ。1月に咲くなんてびっくりなんですが、今年のお正月が意外と暖かかったからかもう咲いていて。そういう小さい花の名前も覚えるようになったし、公園にたくさん咲いている花や木を見るも好きになったし、雪の日に走ったこともありますが、そんな寒い日も暑い日も、全部良いなと思えるんですよね。

 

日々の小さな変化に気付きやすくなれますよね。

はい。いつも同じところを走っていますが、旅先でGoogleマップを見ながら走るのも大好きです。家族でまたハワイのマラソンにも出たいな。

 

ハワイを走られているのですね。

コナマラソンに出ました。有名なホノルルマラソンとは違って、もっとローカルな大会です。家族全員で出たんですよ。私がフルマラソン、息子がハーフ。1番下の娘は小学校1年生で5km。時間差スタートなのですが、コースの中で家族全員に出会えたんですよ。子供達も楽しんでいたし、すごく良い思い出ですね。

 

ゆきえさんが始めたことが家族にも影響して、みんなで楽しめているのですね。

そうですね。体動かすことは好きになってくれていると思います。

 

今のゆきえさんにとって、ランニングとはどんなものですか?

一言で言うなら、心をリセットしてくれるものかな。すごく調子のいい時はさらに心地良くなれるし、落ち込んでいる時に走ると、元の位置に戻してくれるというか。自分を保つためのリセットの時間が今、ランニングなんだと思います。

でもそんなに私は考えていないですよ。走ることを楽しんでいるので、いい意味でランニングに対して真剣ではないと思うんです。続けたいからこそ楽しむ、みたいな。楽しくないと続かないじゃないですか。

−長谷川さんにとってランニングとは?

Photo:Kouki Okoshi

Yukie's Running Items
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9.​head light

スクリーンショット 2021-02-04 19.09.44.png
DSC_5506.jpg

4.earphones

​7.supplement

​11.roller

​3.cream

5.​jelly

​1.running shoes

​6.supplement

​2.lip balm

9.​mask

8.​watch

10.​belt

01/

On/Cloud X

そのままジムでトレーニングできるのでお気に入り!

05/

SAMURAI CHARGE

ロング走の時のお供!クエン酸入りで梅好きな人にはおすすめなゼリータイプの補給食

09/

NAROO MASK/F1S

スポーツ用高機能マスクで細かいフィルターで呼吸しやすく花粉などをブロック!世界中で愛されているブランドでアスリートの愛用者も多い

02/

Aesop/リップクリーム

1年中欠かせないアイテム

06/

AMINO SAURUS/アミノサウルス

ランナー向けのアミノ酸サプリメント主にラン後リカバリー 用。ロング走の際は2,3個ラン中、ラン後に補給。

10/

STAN/布製トレーニングバンド

特にお尻トレーニングに欠かせないアイテム。布製でしっかりしていてズレない、強度もしっかりあり日々使っている愛用品。

03/

Aesop/ハンドクリーム

プレゼントでいただいて香りが大好き!手洗いやアルコールの日々に欠かせないアイテム

07/

AMINO SAURUS/HMBサウルス

脂肪燃焼効果のあるL-カルニチンが入っているので走る前やトレーニング前に飲んでいます。ダイエット目的でのランニングや、筋肉量を減らしたくない走るトレーナーさんにもおすすめ!

11/

IMPHY/ストレッチボールズスパイラルボール(ハード)

セルフケアに欠かせない筋膜ケアグッズ。持ち運び便利でレース時や旅先にも持って行きやすい優れもの。ランナーさん必須!ふくらはぎや脛、縦にして腸腰筋にも使えるので愛用しています。

04/

Aftershokz/Aeropex

骨伝導ヘッドホンで耳を塞がず周囲の音が聞こえるのでランニング中も安心!安全でコミュニティケーションがとれるアイテム

08/

AMAZFIT/GTR2

最新スマートウォッチ。ランやトレーニングはじめ豊富なスポーツ計測ができアプリで簡単管理!ビジネスシーンで使えるデザインで日々欠かせないアイテム

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9.NAROO MASK/F1S

DSC_5630.jpg
DSC_5651.jpg
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4.Aftershokz/Aeropex

愛用しているSalomonのザック。

Salomon ADV SKIN 12

photo:Kouki Okoshi text:Airi Osugi

​今回のゲスト:長谷川雪江さん

Instagram:@yukieeeee19